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国際平和デー 核廃絶の祈り 広島市中区で高校生ら

 国連が定めた「国際平和デー」の21日、広島平和文化センターは広島市中区の平和記念公園で、核兵器廃絶を訴える記念行事を開いた=写真。

 2012年から市などが開き、3回目。二つの県被団協と県生協連合会、平和活動に取り組む高校生たち計約30人が参加した。原爆慰霊碑に花を手向けた後、「平和の鐘」を鳴らして全員で黙とうした。慰霊碑の前に、2020年までの核兵器廃絶を求める平和首長会議の横断幕も掲げた。

 核兵器廃絶を求める中高生による署名活動に参加している広島学院高2年の桜井悠一郎さん(17)は「署名活動を通じ、8月6日以外にも平和や核兵器廃絶を考えてもらえるように訴えたい」と話していた。

(2014年9月22日朝刊掲載)

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