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岩国基地などに再発防止を要請 米兵公然わいせつ事件 市と山口県

 大竹市のコンビニ店で下半身を露出したとして、米海兵隊岩国基地(岩国市)の隊員が14日未明に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されたのを受け、岩国市と山口県は18日、岩国基地と中国四国防衛局岩国防衛事務所に、再発防止を口頭で要請した。同防衛局などによると、基地外での飲酒制限が9日に緩和されたばかりだった。

 同防衛局や市によると、岩国基地では9日から、基地外での飲酒は夕食時のアルコール2杯などという制限を撤廃し、午前0~5時を除く時間帯では量の制限なく飲酒を認めていた。18日、基地を訪問した市と県の担当者は飲酒制限の緩和にも言及し、再発防止に向けて基地関係者への教育の徹底と綱紀の保持を図るよう求めた。

 基地のライル・ギルバート報道部長は「このような事件が繰り返されることのないよう、できうることは全てするとの姿勢で鋭意努力している」などと回答したという。

(2014年12月19日朝刊掲載)

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