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音楽や演劇で平和発信 戦後70年 広島別院で来年6月

 広島県西部の浄土真宗本願寺派安芸教区(約550寺)が、戦後70年の来年6月、広島市中区寺町の本願寺広島別院を会場に、「平和」をテーマとした音楽や演劇を自由に発表してもらう行事を初めて開く。ワークショップや展示を含む幅広い企画を募り、土日を中心にそれぞれが思いを発信する。

 本願寺派の大谷光淳門主(37)を迎えて営む来年7月4日の「全戦争死没者追悼法要・原爆忌法要」の一環で企画した。戦争や原爆の悲惨さを幅広い世代に伝え、平和を願う輪を広げていくためとしている。

 対象は個人、家族、団体など自由で、ジャンルも問わない。会場は別院内の共命(ぐみょう)ホール(300席)や境内で、会場使用は無料。内容によっては土日以外も検討する。今月末まで募集し、教区の実行委員会が選考する。同別院Tel082(231)0302。(桜井邦彦)

(2014年12月20日朝刊掲載)

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