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東京で考える「8・6」の意味 若手クリエーターら 30日から写真展やライブ

 被爆70年の夏、東京に住む若手クリエーターたちが「ヒロシマの継承」をテーマにしたイベントを都内で開く。写真展やライブなど多彩な催しを通じ、平和への課題を考えるきっかけづくりを目指す。

 「第三世代が考える ヒロシマ『 』継ぐ展」と題し、30日から8月6日まで中野区東中野のカフェ「ポレポレ坐」で開く。企画した久保田涼子さん(32)=武蔵野市=は広島市出身のウェブデザイナーで歌手としても活動。祖母は広島の被爆者だ。

 イベント名には「被爆者からほぼ3世代目に当たる私たちが、ヒロシマの何をどう引き継ぐか自ら考え、『 』を埋めよう」との思いを込めた。今春から、同世代の仲間と広島での取材も重ねた。

 会場では、被爆者や被爆体験伝承者にインタビューした記録の展示、被爆直後と現在の広島を比べる写真展、仮想空間上の灯籠流しなどを催す。久保田さんらが出演するライブや、井上ひさし作「父と暮せば」の朗読劇もある。

 「東京でも、8月6日という日の意味を皆でかみしめたい」と久保田さん。イベントの詳細や被爆者インタビューの記録などはホームページ(http://tsuguten.com/)で公開している。(道面雅量)

(2015年7月25日朝刊掲載)
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