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中電虚偽記録問題 「監視」判断に不満 松江市長

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)での低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題が、原子炉等規制法に基づく保安規定違反で最も軽い「監視」と判断されたことに、松江市の松浦正敬市長は11日、再発防止に向け「より厳しい対応をした方がよかった」との見解を示した。

 松浦市長は会見で、2010年の中電の点検記録不備問題に続き、虚偽記録問題が起こったことに言及。「いわば再犯で、しかも故意。偽装してまで切り抜けようとしており、大きな事故につながっていく可能性もある」と指摘した。原子力規制委員会の判断に対して「軽微な事案だから軽微な対応でいい、ということでは不安が残る。別の基準で対応を考えてもらわないと困る」と述べた。

 今後の規制委の審査については「原発は人が操作をする。中電では再発防止の努力をしていたのにもかかわらず、同じような問題が起きた。そこを追及してほしい」と注文した。

(2015年8月12日朝刊掲載)

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