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平和公園一帯の役割は 県立広島大 中国新聞社記者講座始まる

 中国新聞社の記者たちが講師を務める県立広島大の集中講座「地域情報発信論」が31日、広島市中区のサテライトキャンパスひろしまで始まった。中国地方の大学・短大27校が加盟する一般社団法人教育ネットワーク中国との連携事業で、4日まで5日間ある。

 テーマは、中区の平和記念公園一帯の在り方について。同大1年生や単位を互換できる他の大学、高専の計約90人が参加した。

 初日は報道部の菊本孟記者(32)が、原爆犠牲者を慰霊し平和を願う公共の場としての役割について解説。周囲との景観をめぐる問題が起きていることにも触れ「さまざまな意見を聞く努力が必要」と情報収集の大切さを強調した。

 同大の中野有紀さん(19)は「ネットでは偏った意見もある。新聞をうまく使い、多様な価値観を学びたい」と話していた。

 講座は、新聞記事や講話を通して地域の課題について学び、自らの考えを発信する力を養うのが狙い。模擬取材やグループ討議もあり、最終日に同公園の将来像について意見をまとめる。(奥田美奈子)

(2015年9月1日朝刊掲載)
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