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再発防止徹底 共産申し入れ 島根原発虚偽記録

 共産党は22日、中国電力島根原発の低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題を受け、住民説明会の開催や再発防止の徹底などを中電に要請した。

 中国地方の県議や市議たち12人が中電本社を訪ね、広報部門の担当者に要請書を手渡した。党島根県委員会の遠藤秀和国政対策委員長が「原発の技術は危険であることをもっと認識するべきだ」と訴えた。中電の担当者は「再発防止策を確実に実施する。住民への説明は自治体と調整してやり方を決めたい」と応じた。

 要請書では、虚偽記録問題に加え、2号機の廃炉や上関原発(山口県上関町)の建設計画中止など計6項目を求めた。

(2015年10月23日朝刊掲載)

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