×

ニュース

アンゴラの大臣 広島の原爆資料館見学

 アフリカ南部のアンゴラのジョアン・バティスタ・クスムア社会福祉・社会復帰大臣が24日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。

 志賀賢治館長が原爆資料館を案内。被爆直後の市街地を再現した模型やきのこ雲の写真などを見学した。被爆者の姿を再現した人形の前では足を止めて見詰めた。芳名録にはポルトガル語で「広島で起こったことが二度と起こらないように願う。日本が成し遂げた経済発展を称賛する」と書いた。

 クスムア大臣は外務省の招きで来日。原爆慰霊碑へ献花し、廿日市市の被爆者寺本貴司さん(80)の体験談も聴いた。(中間卓也)

(2015年10月25日朝刊掲載)

年別アーカイブ