被爆者 20ヵ国で証言 ピースボート 10人を派遣へ
11年11月18日
広島、長崎の被爆者10人が来年1月24日から約100日かけ、非政府組織(NGO)ピースボート(東京)の船で20カ国を巡り被爆体験を証言する。
ピースボートが被爆者を船旅に無料招待するのは5回目。応募した約40人を面接し、広島市安佐南区の李鐘根さん(82)たち60~80歳代の10人を選んだ。
一行はタヒチで核実験場の元従業員たちに証言したり、台湾やイタリアで反原発団体と意見交換したりする。
また、初めてチェルノブイリ原発事故で被害を受けたウクライナやベラルーシを訪問。住民や医療関係者と交流する。(田中美千子)
(2011年11月18日朝刊掲載)
ピースボートが被爆者を船旅に無料招待するのは5回目。応募した約40人を面接し、広島市安佐南区の李鐘根さん(82)たち60~80歳代の10人を選んだ。
一行はタヒチで核実験場の元従業員たちに証言したり、台湾やイタリアで反原発団体と意見交換したりする。
また、初めてチェルノブイリ原発事故で被害を受けたウクライナやベラルーシを訪問。住民や医療関係者と交流する。(田中美千子)
(2011年11月18日朝刊掲載)