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サミットの意義 生徒学ぶ 三次の日彰館高146人 外務省職員が講演

 広島県三次市吉舎町の日彰館高は19日、同町の吉舎生涯学習センターで、外務省の伊勢志摩サミット・広島外相会合準備事務局の岡垣さとみ次長を講師に招いた講演会を開いた。1、2年生計146人が耳を傾けた。

 岡垣次長は、動画やスライドで途上国の開発援助や、海外の日本企業への支援など同省の主な仕事を紹介。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や、4月に広島市で開かれる外相会合に触れ「国際問題を話し合うほか、開催地の文化を発信する機会になる」と説明した。

 「外交を通して食料やエネルギーの安定的な輸入が可能になる。生活と密接に関わることとしてサミットに関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

 2年小川里彩さん(17)は「外務省が幅広い仕事をしていることが分かった。外交や海外のことをもっと勉強したい」と話していた。(城戸良彰)

(2016年2月20日朝刊掲載)

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