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カイロ大で「日本ウイーク」 8月6日から 学長、広島大訪れ説明

 広島大と交流協定を結んでいるエジプトのカイロ大のガベル・ナサル学長が23日、東広島市の東広島キャンパスに越智光夫学長を訪問した。ことし8月に「ジャパンウイーク」を設け、日本文化や広島大について紹介する考えを示した。

 越智学長が昨年12月、協定締結のためエジプトを訪問しており、ガベル学長の来日はこれに応える形。ジャパンウイークは8月6日に始めるとし、日本文化や広島、広島大などについて紹介する、と説明した。

 ガベル学長が平和やモラルに関わる教育に力を入れる考えを示したのに対し、越智学長は「広島大は平和を希求する国際人の育成を理念としている。取り組みを共有したい」と述べた。

 両大学は今後、研究者や学生の交流を具体化する。広島大には、エジプトからの留学生が14人在籍している。(金山努)

(2016年2月24日朝刊掲載)

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