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昭和の暮らし 雑誌で振り返る 廿日市市宮島 戦前・戦後の200冊展示

 戦前から戦後の昭和の生活雑誌などを集めた企画展「古本カフェ」が、廿日市市宮島町のぎゃらりぃ宮郷で開かれている。3月1日まで。

 展示スペースに約200冊が並ぶ。家庭向け総合雑誌「暮しの手帖」は1950~70年代の約100冊。ミキサーを使った際の食材に残る栄養素の量の比較特集や、家具調テレビの広告など高度経済成長期に普及が進んだ生活家電への関心の高さがにじむ。

 ほかに、40年ごろの日中戦争の戦況や欧州各国を紹介する写真雑誌「世界画報」などもある。Tel0829(44)2608。(桑原正敏)

(2016年2月25日朝刊掲載)

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