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戦争遺跡の活用考える 広島で来月講演会

 旧日本軍が残した戦争遺跡の保存や活用について考える講演会が3月12日午後1~3時、広島市中区の原爆資料館である。

 呉市の大和ミュージアムの戸高一成館長が、陸軍や海軍が残した戦争遺跡を通じて戦争の記憶を伝えることや、戦艦大和の造船技術と戦後の工業化とのつながりなどをテーマに講演。被爆建物の旧陸軍被服支廠(ししょう)(南区)についても、大学生が考えた保存や活用のアイデアを紹介する。

 被爆者たちでつくる「旧被服支廠の保全を願う懇談会」が、結成2周年を記念して企画した。事前申し込み不要で、無料。同会事務局の内藤達郎さんTel090(6408)1528。

(2016年2月26日朝刊掲載)

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