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広島エイト倶楽部 団体表彰 東京 原爆・平和作品に評価

 アマチュア映像作家グループ「広島エイト倶楽部(くらぶ)」(広島市西区、21人)が28日、東京都内であった市民映像祭「東京ビデオフェスティバル2016」で団体表彰を受けた。公開上映会を長年催してきた実績に加え、原爆、平和をテーマに多くの作品を手掛けた点が評価された。

 同倶楽部は1958年に発足し、被爆者の証言や広島東洋カープ初優勝などを題材に映像を制作、上映してきた。表彰状を受け取った佐々木博光会長(80)は「発足60年へ励みになる。先輩の功績と会員のおかげ」と喜んでいた。表彰に先立って作品が上映され、佐々木会長たち会員4人が登壇して長年の活動を振り返った。

 フェスティバルはNPO法人「市民がつくるTVF」が27、28日に開催。入賞40作品のダイジェスト版を上映し、約450人が鑑賞した。(清水大慈)

(2016年2月29日朝刊掲載)

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