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愛宕山野球場 進捗4割 米軍施設 岩国市長らが見学

 中国四国防衛局が米軍の運動施設として岩国市の愛宕山地区に建設している野球場の見学会が29日、現地であった。福田良彦市長や市議たち約50人が、現時点で4割程度という工事の進捗(しんちょく)状況を確認した。

 2017年ごろまでに予定される同市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転に伴い整備され、同年3月末に完成予定の野球場は両翼100メートル、センター122メートル。約8千人収容の観客席を備え、市民も利用できる。

 菅原隆拓局長たちが「付帯工事を含めて4割の進捗率」などと説明。福田市長は「完成を期待している多くの市民に喜んでもらえる利用方法を、国や米軍と詰めていきたい」と述べた。

 愛宕山地区に整備される米軍施設は、米軍家族住宅エリア(約28ヘクタール)と、野球場などを含む運動施設エリア(約16ヘクタール)で構成している。(野田華奈子)

(2016年8月30日朝刊掲載)

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