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安全性や振興策は F35B 岩国市議会で一般質問

 岩国市議会定例会の一般質問が12日始まった。2017年1月以降、同市の米海兵隊岩国基地に最新鋭ステルス戦闘機F35B計16機が配備される米計画を巡り、安全性の徹底した確認が必要との指摘などが相次いだ。

 この日は4人が質問に立ち、「機種変更という国の説明をうのみにせず、安全性の確認を」「国に地域振興策を要請するべきだ」などと求めた。

 市側は、国に騒音の影響などについて文書で照会中と説明。福田良彦市長は「住民生活への影響と機体の安全性に重きをおいて判断する必要がある。安心安全対策や地域振興策の実現に向けては、国に引き続き最大限の配慮を求める」と答えた。(野田華奈子)

(2016年9月13日朝刊掲載)

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