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反核の火 リレー 平和公園を出発

 核兵器廃絶を訴える「反核平和の火リレー」が27日、広島市中区の平和記念公園を出発した。労働組合などでつくる県青年女性平和友好祭実行委員会が主催し、県内23市町を約5千人のランナーが走り継ぐ。7月20日、同公園にゴールする予定でいる。

 原爆投下時刻の午前8時15分、「平和の灯」から採火したトーチを掲げ、実行委の高橋雅也委員長(32)たち10人が出発した。初日は中、東、安佐南、安佐北区の48区間計47・9キロをつないだ。7月20日までに約962キロ(854区間)を走破する。

 リレーは、ことしで31回目。高橋委員長は「ヒロシマの心を継承するため走りつなぎたい」と話していた。(胡子洋)

(2012年6月28日朝刊掲載)

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