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10団体の助成決める ヒロシマピースグラント2012

 広島国際文化財団(山本信子理事長)は28日、被爆体験の継承活動などを支援する平和創造基金「ヒロシマピースグラント2012」を助成する10団体を決めた。総額は135万円。

 助成を受ける団体は、平和をテーマにした音楽公演や映画制作、韓国と中国、日本の中高生のキャンプなどを計画している。基金は1995年、中国新聞社からの寄託金を基に創設し、ことしで18回目。広島県内や東京都から27の団体・個人が応募した。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 広島ジュニアマリンバアンサンブル(広島市西区、浅田三恵子)▽「ヒロシマの校庭から届いた絵」広島展示を実現させる会(廿日市市、山田康)▽アオギリにたくして制作委員会(東京都町田市、中村里美)▽世界の子どもの平和像をつくる会ヒロシマ(東区、沢野重男)▽広島YMCA国際コミュニティーセンター(中区、上久保昭二)▽NPO法人I PRAY(中区、榎並毅)▽「原爆の子」をうけつぐ会(東区、宇野豪)▽広島青年会議所(中区、長崎邦彦)▽広島平和祈念ハンドベルコンサート実行委員会(西区、山根真三)▽ワールドフレンドシップセンター(西区、山根美智子)

(2012年6月29日朝刊掲載)

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