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　光市議会は２８日の市議会本会議で、中国電力の上関原発建設計画の賛否を問う住民投票条例案を賛成少数で否決した。

　採決の結果、賛成は３人、反対が１８人だった。賛成議員が「福島第１原発事故の実態を見れば、原発建設は立地自治体だけの問題ではない。周辺自治体の意思も反映されるべきだ」と訴えたが、「上関原発建設の凍結を求める意見書を可決した市議会はすでに高いハードルを設けている」として賛同が広がらなかった。

　市議会はこのほか１３議案を可決、定例会を閉会した。（上木崇達）

（２０１２年６月２９日朝刊掲載）