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「固有の領土」根拠解説 松江の島根県竹島資料室

 日韓両国が領有権を主張する島根県の竹島(韓国名・独島(トクト))を巡り、「日本固有の領土」とする根拠を解説する特別展が松江市殿町の県竹島資料室で開かれている。3月31日まで。

 外務省が発行したパンフレット「竹島問題10のポイント」をパネル化。国内で竹島の存在が古くから認識されていたことや、17世紀半ばに竹島の領有権を確立していたことなどを英語、韓国語でも説明している。

 2017年度から使用される高校の日本史、地理の教科書の竹島の記述も紹介。「竹島・北方領土を考える」中学作文コンクールの作品なども展示されている。

 県が条例で「竹島の日」と定める2月22日に合わせた展示。堺市中区の大学1年杉本祥乃さん(19)は「分かりやすかった。これから勉強していきたい」と話していた。(口元惇矢)

(2017年2月28日朝刊掲載)

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