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平和式典文案を小6の20人議論

 8月6日の平和記念式典で、こども代表が読み上げる「平和への誓い」の文案を考える会議が24日、広島市中区の市こども文化科学館であった。市教委が平和に関する意見作文を募集して選んだ市内の小学6年生20人が、被爆72年のメッセージを話し合った。

 4グループに分かれ、核兵器のない世界を実現するために何をすべきかなどを議論し、意見を発表。「多くの人が被爆者の声をもっと聞くべきだ」などと訴えた。中筋小6年福永希実さん(11)は「友達を大切にするなど身近なところから平和の大切さを考えていきたい」と話した。

 この日の議論を踏まえて市教委が「平和への誓い」をまとめ、20人の代表2人が式典で読み上げる。

(2017年6月26日朝刊掲載)

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