×

ニュース

平和メッセージ 広島市長に渡す 神奈川の中学生18人

 神奈川県逗子市の中学生18人が23日、広島市役所を訪れ、松井一実市長に平和を願うメッセージを手渡した。逗子市の非核平和推進事業「市ピースメッセンジャー」の一環。

 18人は「なぜ平和を唱えておきながら、核実験を行う国があるのでしょうか」などと自分たちで考えたメッセージを読み上げた。松井市長は「戦争を起こしてはいけないという思いをあらためて胸に刻み、広めてほしい」と激励した。

 ピースメッセンジャーは1991年に開始。公募に応じた中学生を広島、長崎の両被爆地に隔年で派遣している。一行は22日から2泊3日で広島市に滞在し、原爆資料館(中区)を見学し、被爆体験を聞いた。

(2012年8月27日朝刊掲載)

年別アーカイブ