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樹木に見る復興 被爆者横田さん 広島市中区で18日から 平和大通りアート展

 平和大通りの樹木をテーマにした作品展が18日、広島市中区の旧日本銀行広島支店で始まる。被爆者で住宅リフォーム業の横田礼右さん(76)=中区=が「復興の象徴である大通りの歴史や魅力を、樹木を軸に発信したい」と企画した。

 市中心部は原爆で焼け野原となったが、平和大通りには各地から寄せられた樹木が植えられた。南観音町(現西区観音新町)で4歳の時に被爆した横田さんは、大通りが豊かな緑を取り戻す様子を長年見てきたという。

 作品展では、手作りした大通りの模型やオブジェなど約30点を並べる。鶴見橋から中央通りまでを再現した模型は長さ約5メートル、幅約80センチ。段ボールや紙粘土などを素材に大小の樹木を配置している。

 緑地帯にある樹木を紹介するパネルも掲げる。横田さんは「市民の憩いの場所である大通りが、多くの助けで完成したと知ってほしい」と話している。31日まで。無料。(菅田直人)

(2017年7月14日朝刊掲載)
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