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若い世代 継ぐヒロシマ 広島市中区 31日から企画展 東京のクリエーターら

 戦争を体験していない世代が原爆を学ぶ企画展が31日、広島市中区東千田町の「CLiP HIROSHIMA(クリップ・ヒロシマ)」で始まる。「第三世代が考えるヒロシマ『 』継ぐ展」と題し、東京都在住の若手クリエーターたちが主に都内や横浜市で開いてきて3年目。初めて広島で本格実施する。8月6日まで。

 メンバーが、被爆者やその思いを語り継ぐ人から聞き取ったメッセージをパネルで展示。大型ビジョンに仮想の川を映し、端末を使って書いた平和のメッセージを灯籠の画像とともに流す「バーチャルとうろう流し」もある。5日午後5時と6日午後2時からは被爆体験伝承者による講話がある。

 広島市西区出身のウェブデザイナー久保田涼子代表(34)=東京都武蔵野市=たちが県外の若い世代向けに2015年から企画。原爆の日には、平和記念公園(中区)内にブースを置いて小規模に開いていたが、広島の若者の関心も高まり「ヒロシマを考える輪の広がりが平和につながる」と本格実施を決めた。

 広島大3年の小川歩美さん(20)は「被爆者の高齢化が進む中、平和に関する活動をしたいと思った」と、昨年から企画展を手伝う。企画展は午前10時~午後8時で無料。久保田代表☎090(6934)2618=8月6日まで。(野田華奈子)

(2017年7月20日朝刊掲載)

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