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島根原発3号機 運転差し止め訴訟検討報告 さよならネット

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の運転停止を求める島根、鳥取両県の13団体などでつくる「さよなら島根原発ネットワーク」の総会が15日、松江市であった。事務局が、3号機の運転差し止めを求める訴訟を検討していることを報告した。

 60人が出席。今後の活動について「さまざまな首長選に反原発の候補を擁立すべきだ」「福島の人々と連携しよう」などの意見が出た。総会の後、大阪府立大の長沢啓行名誉教授(生産管理システム)が「地震と原発そして再稼働問題」と題して講演。中国電力は地震に対する危険性を過小評価していると批判した。

(2012年9月16日朝刊掲載)

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