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命の尊さ 語り継ぐ 松江 終戦記念祭 遺族ら誓う

 終戦の日の15日、松江市殿町の松江護国神社で終戦記念祭があった。遺族ら約50人が参列した。

 参列者は神前に次々と玉串をささげて、犠牲者を追悼。東京・日本武道館であった全国戦没者追悼式のラジオ中継に合わせ、正午に全員で黙とうした。

 県遺族連合会の那須晴雄会長(81)=飯南町=は「72年が経過しても悲惨な戦争を思い出す。次世代に命の尊さと平和の大切さを語り継ぐことを誓いたい」と話した。

 神社には、県出身の戦没者ら約2万3千人がまつられている。記念祭はサンフランシスコ講和条約が発効した1952年に始まり、66回目。(西村萌)

(2017年8月16日朝刊掲載)

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