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「合意に従い飛行」 オスプレイで岩国基地報道部

 岩国市の米海兵隊岩国基地報道部は25日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが日米合同委員会の合意事項に違反した試験飛行をしているのではないかという指摘に対し「すべての飛行は日米合同委の合意事項に従って実施された」と文書で回答した。中国新聞の取材に答えた。

 合意では、プロペラを上に向けた垂直離着陸モードは運用上必要となる場合を除き、米軍の施設・区域内に限るとしている。住民が23日、基地北側の広島湾などの上空で垂直離着陸モードとみられる飛行を目撃していた。

 25日の試験飛行は午前9時50分から午後5時ごろ、2機が基地と周辺の瀬戸内海の上空で旋回などを繰り返した。(酒井亨、堀晋也)

(2012年9月26日朝刊掲載)

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