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核禁条約の加盟 日本政府に訴え 中区で1日集会

 核兵器禁止条約への理解を広げ、日本政府に加盟を訴える市民集会が10月1日午後3時半~6時、広島市中区大手町の中区地域福祉センターである。二つの県被団協など県内25団体でつくる実行委員会の主催。

 米ニューヨークでの条約の制定交渉会議に出席した非政府組織(NGO)ピースボートの川崎哲共同代表が講演。成立に至った国際情勢や今後の課題を説く。被爆者や高校生平和大使も、条約を生かした核兵器廃絶への道筋を語る。日本政府に条約署名を求める要請書も採択予定だ。

 実行委の森滝春子事務局長(78)は「条約は核なき世界を目指す要として現実的な力になる。市民の声で政府に被爆国としての役割を果たさせたい」と話している。資料代500円。森滝事務局長☎090(9064)4705。

(2017年9月28日朝刊掲載)

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