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日米高校生が白球交流 岩国・愛宕山施設の野球場エリア開場 施設見学会もにぎわう

 岩国市愛宕山地区の野球場エリアのオープンに合わせ、4日に現地であった日米交流イベント。「キズナスタジアム」での高校生野球大会は多くの市民や米軍関係者が声援を送り、施設見学会もにぎわった。(松本恭治)

 野球大会には、岩国工高野球部と、岩国をはじめとする在日米軍基地の高校生選抜が参加。在福岡米国領事館のジョイ・ミチコ・サクライ首席領事による始球式に続き、熱戦を繰り広げた。

 長男(10)と観戦した同市岩国の公務員山下純治さん(47)は「立派な施設。多くの試合を通じ、日米交流が深まれば」と期待した。施設見学会では、真新しい遊具で遊ぶ日米の子どもの姿もあった。

 米空母艦載機は今月中にも第2陣が岩国に到着し、騒音悪化などを懸念する声もある。福田良彦市長は「国と安心安全対策の協議を続け、市民の不安を払拭(ふっしょく)したい」と話した。

(2017年11月5日朝刊掲載)

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