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F35岩国配備 16機体制整う 残りの3機が到着

 米海兵隊のステルス戦闘機F35B3機が15日、岩国市の同隊岩国基地に新たに到着した。1月の10機と今月9日の3機に続く配備で、米側が計画した16機体制が整った。

 市によると、3機は午後3時ごろに到着。9日に来た3機とともに、6月に岩国基地を離れたAV8Bハリアー攻撃機8機と入れ替わる。6機は当初、8月に到着する予定だった。1月の10機は、FA18ホーネット戦闘攻撃機12機と交代した。

 米計画では、配備完了で約460人の海兵隊員や家族が岩国へ移る。一方、ホーネットとハリアーの各部隊とともに約330人が国外に移転し、基地人口は約130人増えるという。

 F35は、レーダーに映りにくい高度なステルス性を誇る最新鋭戦闘機。米空軍嘉手納基地(沖縄県)では今月上旬までに、空軍仕様のF35A12機がアジア太平洋地域では初めて実戦配備された。

(2017年11月16日朝刊掲載)

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