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高校生原爆絵画 17日から展示会 広島国際会議場

 基町高(広島市中区)の創造表現コースの生徒たちが、市の被爆体験証言者と共同で制作した作品を展示する「高校生が描いたヒロシマ 原爆の絵画展」が、17日から27日まで平和記念公園内の広島国際会議場で開かれる。

 広島平和文化センターの主催。これまでに完成した116点のうち、防火水槽に体を入れたままの遺体、臨時救護所で手当てを受ける人たちなどを描いた35点を公開する予定。

 高校生が被爆者の証言を直接聞き取り、絵にする取り組みは2007年度に始まった。ただ一般公開の場は多くなく、国際会議場で初めて開くことにした。

 17日午後1時からは同高の生徒による作品解説もある。期間中の公開は、午前9時~午後7時(最終日は正午まで)。見学自由、無料。同会議場☎082(242)7777。

(2017年12月12日朝刊掲載)

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