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「ゲン」テーマに創作劇 広島大付東雲小 4年生きょう発表

 広島大付属東雲小(広島市南区)の4年生67人が17日、漫画「はだしのゲン」をベースにした創作劇を、同校である保護者向けの発表会で披露する。核兵器をなくすために果たすべき責任を発信する。

 主人公のゲンと家族の暮らしが、原爆で激変するまでを描く。原爆投下について学んだ昨年11月の授業をきっかけに、新谷和幸教諭(43)がシナリオをまとめ、児童がせりふを加えて仕上げた。竹やりや学生帽などの小道具も児童が準備し、臨場感を高めたという。

 最後に全員で、原爆の恐ろしさを未来へ伝える責任を果たすと誓う。ゲンを演じる徳田修一朗君(10)=中区=は「平和の大切さを考えてもらえる演技をしたい」と意気込んだ。(政綱宜規)

(2018年2月17日朝刊掲載)

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