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アジアから探る 安全保障の今後 17・18日 平和研シンポ

 アジアの安全保障環境の現状と今後を考える国際シンポジウム「アジアの核・ガヴァナンス・平和」が17日から2日間、広島国際会議場(広島市中区)で開かれる。広島市立大広島平和研究所と、長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)が主催する。

 17日午後1時に開幕する。「核の現状と課題」のセッションでは、ソウル大の金聖哲(キム・スンチュル)教授の「金正恩(キム・ジョンウン)vsトランプ時代における北朝鮮の核危機」など、三つの報告がある。続く「人間の安全保障とガヴァナンス」のセッションでは、中国、北朝鮮、東南アジアの状況について、広島平和研究所の徐顕芬准教授ら3人が話す。

 18日は午前9時半から、「アジアの平和と国際機構」のセッションがある。同研究所の湯浅剛教授が上海協力機構(SCO)について、早稲田大の李鍾元(リー・ジョンウォン)教授が東アジア共同体について話すなど、3人が研究成果を報告する。

 日本語、英語、韓国語の同時通訳と手話通訳付き。当日の先着100人で事前申し込みは不要。同研究所☎082(830)1811。

(2018年3月12日朝刊掲載)

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