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平和行事

8・6前後 講演やミサ カトリック広島教区

 カトリック広島教区は8月5、6日と9日、広島市中区で平和を祈るさまざまな行事を開催する。

 5日は午後1時からエリザベト音楽大セシリアホールで、ノーベル平和賞を受けた非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))の川崎哲(あきら)・国際運営委員が「核兵器をなくすためにできること」と題して講演。続いて被爆証言などがある。5時半から平和記念公園の原爆供養塔前で祈りの集いを開いた後、世界平和記念聖堂まで平和行進する。7時から同ホールで平和祈願ミサがある。

 6日は午前8時から同聖堂で「原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサ」を開催。9時半から、広島で被爆死した米兵捕虜をテーマにしたドキュメンタリー映画「ペーパー・ランタン(灯籠流し)」の上映会があり、歴史研究家森重昭さんが講演する。午後6時から同ホールで原爆犠牲者のためのコンサートを開く。

 9日は午前11時から同聖堂で長崎原爆犠牲者追悼ミサがある。同教区☎082(221)6017。

(2018年7月30日朝刊掲載)

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