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米軍機の飛行 盆期間中止を 廿日市の団体要請

 廿日市市の市民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」は14日、米軍機が13日に岩国基地を離陸したのを受け、盆期間(13~16日)の飛行中止を求める要請書を日米両政府に送った。

 岩国市や山口県、基地などでつくる岩国日米協議会は「盆の13日から16日は飛ばないようにする」と確認しており、市は7月、改めて飛行自粛を求めていた。住民の会は要請書で「盆という特別な日に米軍戦闘機が飛ぶのは断じて許せない」と批判した。

 また住民の会は14日、岩国市に速やかな情報公開を求める要請書も送付した。米側からこの盆期間中、飛行の可能性があると事前に連絡を受けながら公表していなかったためで、「市民の立場に全く立っていない」と指摘した。

(2018年8月16日朝刊掲載)

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