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　江田島市上空を米軍機とみられる機体が旋回している問題で、３０日夜も３日連続で同市上空で飛行が確認された。

　江田島市によると、市役所に設置している騒音測定器は３０日午後８時半ごろ～同１０時ごろに複数のジェット機音を計測。最大は７１・８デシベルだった。２８、２９の両日も午後８時台～１０時台に約１時間半にわたって同様の騒音を記録した。３１日、市への苦情は２件あった。

　機体は２機とみられ、高い飛行高度で江田島市の上空で旋回を繰り返しているとみられる。

　「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」（廿日市市）の坂本千尋共同代表は「江田島市で夜間の旋回は聞いたことがない。米軍が今までとは違う訓練をしている可能性が高い」として、詳しい状況を調査している。

（２０１８年９月１日朝刊掲載）