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イラン映画で文化触れよう 西区で24日から「祭」

 日本未公開のイラン映画などを上映する「広島イラン愛と平和の映画祭」が24~30日、広島市西区の横川シネマである。イランの毒ガス被害者の支援などに取り組むNPO法人モースト(東区)の主催で、ことしで6回目。

 イラン・イラク戦争(1980~88年)で捕虜となったイランの若い兵士たちの体験を描く「あの23人」、子育てを終えた中年夫婦の思いがけない妊娠を巡るコメディー「恥ずかしがるな」など、2018~19年の作品を中心に6本を上映。被爆直後の広島に医薬品を届けたスイス人医師を描いたアニメ映画「ジュノー」の上映もある。

 鑑賞券は1作品1200円(前売り千円)。期間中は、各作品の監督や俳優によるトークセッションもある。モーストは「戦争被害者の支援をきっかけに始まった映画祭。被爆地でイランの文化に触れてほしい」としている。モースト☎082(223)0790。

(2019年6月13日朝刊掲載)

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