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W杯バレー前に日本代表ら献花 原爆慰霊碑

 9日から始まるバレーボール男子のワールドカップ(W杯)広島大会を前に、日本代表の中垣内祐一監督と大会関係者ら計10人が7日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に花を手向けた。

 国際バレーボール連盟のファビオ・アゼベドゼネラルディレクターと、日本協会の嶋岡健治会長が代表して献花。中垣内監督、柳田将洋主将も頭を下げ、犠牲者の冥福を祈った。中垣内監督は「戦争で亡くなった方々に哀悼の意を示すのは日本人として大切なこと。気が引き締まる思いがした」と話した。

 広島大会は15日まで広島市中区の広島グリーンアリーナであり、12カ国が計36試合を戦う。日本はこれまで3勝2敗の4位。柳田主将は「この5戦は自分たちのバレーができている。苦しい戦いは続くと思うが、チーム一丸となって戦う」と意気込んだ。

(2019年10月8日朝刊掲載)

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