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核関連の問題 英語で学ぶ 広島で17日から4回講座

 広島市立大広島平和研究所は17日から、中区大手町の同大サテライトキャンパスで、放射線被害や国際問題などを学ぶ「英語による市民講座(全4回)」を開く。主に同研究所の教員が講師を務める。各回の聴講生を募集する。無料。

 初回は、ロバート・ジェイコブズ教授が「アメリカにおける放射線被曝(ひばく)と犠牲者」と題し、核実験の被害に苦しむ「米国人ヒバクシャ」を紹介する。24日は、ナラヤナン・ガネサン教授が「ミャンマーにおける民族和平プロセス」を解説。このほか環境問題(31日)、韓国人被爆者運動(2月7日)を予定する。

 いずれも午後6~8時で約1時間の講義の後、質疑応答を受け付ける。英語のみで通訳はない。各回定員40人。申し込みは、office-peace@m.hiroshima-cu.ac.jpへ。同研究所☎082(830)1811。

(2020年1月14日朝刊掲載)

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