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14団体2個人に助成 ピースグラント2020 ヒロシマ平和創造基金 原爆朗読劇など286万6000円

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は14日、被爆体験の継承や、平和創造のための活動を支援する「ヒロシマピースグラント2020」の助成対象を発表した。14団体と個人2人を選んだ。助成総額は286万6千円。

 基町高(広島市中区)創造表現コースの生徒たちが被爆証言を聞いて描いた「原爆の絵」パネルの制作事業や、原爆朗読劇の上演活動などに助成する。

 ヒロシマピースグラントは広島国際文化財団が1995年に創設し、2013年度に同基金が引き継いだ。通算26回目となる今回は広島、山口、東京、神奈川の1都3県と米国から計47件の応募があった。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 【団体】広島市立基町高(中区、横山尚司)▽山口県被爆者支援センターゆだ苑(山口市、岩本晋)▽NPO法人ANT―Hiroshima(中区、渡部朋子)▽ヒロシマ平和絵画展実行委員会(南区、吉野誠)▽ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会(同、中川幹朗)▽まち物語つたえたい(安佐北区、新澤孝重)▽F・C・Lひろしま(西区、竹口博子)▽東広島青少年オーケストラ運営委員会(東広島市、福見美紀)▽被服支廠を未来に活かす会(南区、三宅恭次)▽平和の大切さを伝える日本語教材をつくる会(広島県熊野町、中越尚美)▽インディアナ大・パデュー大インディアナポリス校(米国、ハリス田川泉)▽「ヒロシマ・ガールズ」翻訳出版プロジェクトチーム(南区、寺本学)▽被爆体験を継承する会(同、甲斐晶子)▽ひろしま音読の会(中区、佐藤千佳砂)
 【個人】井上泰浩(安佐南区)▽川野登美子(中区)

(2020年7月15日朝刊掲載)

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