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ヒロシマへのメッセージ

ヒロシマへのメッセージ


 人類史上初めて核戦争の惨禍を体験した「ヒロシマ」は、「ナガサキ」とともに核時代が続くその後の人類史に少なからず影響を与えてきました。しかし、被爆から64年を経た今も、核テロをはじめ核戦争の脅威はなくなっていません。こうした状況下、核兵器廃絶を願う中国新聞は「ヒロシマと世界」と題して、新しい大型論評企画を始めました。月2回のペースで、執筆者は世界各地で長年核問題にかかわってきた医師や学者、政治家や平和運動家ら有識者です。世界におけるヒロシマ・ナガサキの役割や被爆国への期待、厳しい核状況の現実や新しい反核運動の潮流など、それぞれの視点から論評しています。



<36>核兵器禁止条約 今こそ可能  (10年7月26日)
アラン・ウェア氏 核軍縮・不拡散議員連盟国際コーディネーター(ニュージーランド)

<35>核廃絶への熱意 被爆者と共有 行動の時 (10年7月13日)
スティーブン・リーパー氏(米国)  広島平和文化センター理事長

<34>原爆投下・核抑止力「容認」を覆す被爆証言の力 (10年6月28日)
ピーター・カズニック氏 アメリカン大学歴史学教授(米国)

<33>米議会へ「平和省」提唱 非暴力の心 世界を変える (10年6月14日)
デニス・クシニッチ氏 民主党下院議員(米国)

<32>息づく原爆犠牲者の声 平和への道語る「遺産」 (10年5月24日)
アドルフォ・ペレス・エスキベル氏 人権活動家、ノーベル平和賞受賞者(アルゼンチン)

<31>爆心地の桜の木 平和の「種」花咲く次代に (10年5月10日)
ワンガリ・マータイ氏 環境活動家、ノーベル平和賞受賞者(ケニア)

<30>軍持たぬ国の訴え 核廃絶へ先導的役割担う (10年4月26日)
カルロス・バルガス氏  国際反核法律家協会副会長(コスタリカ)

<29>NPT再検討会議に向けて 市民の行動、核廃絶への礎 (10年3月29日)
ジョセフ・ガーソン氏  アメリカ・フレンズ奉仕委員会全米軍縮コーディネーター(米国)

<28>被爆地の声 非核と平和、復興と再生、許しと命の尊厳訴え (10年3月15日)
ロニー・アレキサンダー氏(米国) 神戸大学大学院教授

<27>米戦術核配備のNATO諸国 撤廃へ動き拡大 (10年3月1日)
スーシー・スナイダー氏(ドイツ) 「パックス・クリスティ」核軍縮プログラムリーダー

<26>核軍縮の進展 鍵握る米 日欧も積極関与を (10年2月15日)
ジャヤンタ・ダナパラ氏 パグウォッシュ会議会長・元国連事務次長(スリランカ)

<25>北朝鮮非核化への道 米は外交関係正常化を (10年1月25日)
文 正仁(ムン・ジョンイン) 延世大学教授(韓国)

<24>ヒロシマはすべての人々の心のよりどころ (09年12月28日)
ダイアナ・ルース氏 平和運動家・ジャーナリスト(米国)

<23>米印原子力協定 印パの核軍拡競争に拍車 (09年12月15日)
J・スリ・ラーマン氏 ジャーナリスト(インド)

<22>被爆地から世界へのメッセージ 核兵器廃絶へ行動の時 (09年11月23日)
クリストファー・ウィラマントリー氏 元国際司法裁判所副所長(スリランカ)

<21>私たちは皆ヒバクシャ 核の脅威は人類共通 (09年11月10日)
ティルマン・ラフ氏 メルボルン大学准教授・核戦争防止国際医師会議理事(オーストラリア)

<20>古い「核秩序」から新しい「反核秩序」の時代 確立へ (09年10月26日)
イサム・マフール氏 「エミール・ツーマ」パレスチナ・イスラエル研究所会長(イスラエル)

<19>米国の核体制見直し 日本政府の姿勢が行方左右 (09年10月12日)
ジョセフ・シリンシオーネ氏 プラウシェアズ基金理事長(米国)

<18>核廃絶「2020ビジョン」促進へ 平和市長会議の拡大が鍵 (09年9月28日)
アーロン・トビッシュ氏  広島平和文化センター専門委員(米国出身)

<17>今こそ核兵器禁止条約の実現を (09年9月14日)
ジョディ・ウィリアムズ氏 「ノーベル女性の会」代表(米国)

<16>アメリカ人の原爆認識 投下正当化は危険な考え (09年8月24日)
ダニエル・エルズバーグ氏 元国防総省職員・平和運動家(米国)

<15>非核保有国への転換 対話こそ真の安全保障 (09年8月10日)
デーブ・スチュワード氏 デクラーク財団ディレクター(南アフリカ共和国)

<14>原爆文学を次世代へ 核戦争の恐ろしさ警告 (09年7月27日)
ウルシュラ・スティチェック氏 広島大学非常勤講師(ポーランド)

<13>被爆者の挑戦に世界が合流を (09年7月13日)
デービッド・クリーガー氏 核時代平和財団会長(米国)

<12>原爆投下めぐる米政府の「視点」 (09年6月29日)
マーティン・シャーウィン氏  ジョージ・メイソン大学歴史学教授(米国)

<11>被爆者の精神 体現の時 (09年6月16日)
ギャレス・エバンズ氏 核不拡散・核軍縮に関する国際委員会共同議長(オーストラリア)

<10>悲劇は特権を与えない (09年5月25日)
ヤコフ・ラブキン氏 モントリオール大学歴史学教授(カナダ)

<9>「核神話」生んだ8月6日 原爆投下正当化許すな (09年5月11日)
スコット・リター氏 著述家・コンサルタント(米国)

<8>中立性・公平性保ち平和に貢献 (09年4月27日)
バァップ・タイパレ氏 核戦争防止国際医師会議共同会長(フィンランド)

<7>核兵器の使用は「人類に対する犯罪」 (09年4月14日)
レベッカ・ジョンソン氏 アクロニム研究所長(英国)

<6>広島平和記念公園にて (09年3月23日)
ナスリーン・アジミ氏 国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所長(スイス)

<5>「戦争の文化」から「平和の文化」へ (09年3月9日)
ダグラス・ロウチ氏 元上院議員・軍縮大使(カナダ)

<4>ヒバクシャに鼓舞されて (09年2月23日)
ケイト・デュース氏 平和・軍縮教育者(ニュージーランド)

<3>核大国米露の責任 (09年2月10日)
  アレキサンダー・リコタル氏 国際政治・歴史学者(ロシア)

<2>パキスタンとインドはヒロシマを忘れたか? (09年1月26日)
ペルベーズ・フッドボーイ氏 核物理学者(パキスタン)

<1>被爆者の知恵 (09年1月 3日)
ロバート・リフトン氏 精神医学者(米国)