広島県ユニセフ協会 募金や啓発 子ども支援
13年2月25日
広島県ユニセフ協会(広島市中区)は2006年、国連児童基金(ユニセフ)を広島で支援(しえん)する組織として発足しました。世界の子どもたちが安心して笑顔で暮(く)らせるようになることを目指して活動しています。
例えば、発展途上(はってんとじょう)国などに住む子どもの現状を知ってもらうための学習会。依頼(いらい)を受けて開いています。会では、ネパールの子どもが水くみに使う水がめを、参加者に実際に持ってもらいます。
途上国では、川や沼(ぬま)の水をくむのが子どもたちの仕事。家事を手伝うため、学校に行けない子どもがいることを知ってもらいます。
インドやバングラデシュの子どもの仕事の一つである、紙袋作りを体験してもらうこともあります。家計を支えるため、子どもたちが働かなければならない児童労働の現状を伝えているそうです。
協会は他に、募金(ぼきん)や写真展開催(かいさい)などの活動もしています。
「日本の人々と遠くの国の子どもたちをつなぎたい」と事務局長の山本真左美さん(48)。10代ができることとして「自分の周りだけでなく、広い世界を知ることが大切。自分にできることを見つけて、アクションを起こして」と呼(よ)び掛(か)けています。(高1・寺西紗綾)
(2013年2月25日朝刊掲載)
例えば、発展途上(はってんとじょう)国などに住む子どもの現状を知ってもらうための学習会。依頼(いらい)を受けて開いています。会では、ネパールの子どもが水くみに使う水がめを、参加者に実際に持ってもらいます。
途上国では、川や沼(ぬま)の水をくむのが子どもたちの仕事。家事を手伝うため、学校に行けない子どもがいることを知ってもらいます。
インドやバングラデシュの子どもの仕事の一つである、紙袋作りを体験してもらうこともあります。家計を支えるため、子どもたちが働かなければならない児童労働の現状を伝えているそうです。
協会は他に、募金(ぼきん)や写真展開催(かいさい)などの活動もしています。
「日本の人々と遠くの国の子どもたちをつなぎたい」と事務局長の山本真左美さん(48)。10代ができることとして「自分の周りだけでなく、広い世界を知ることが大切。自分にできることを見つけて、アクションを起こして」と呼(よ)び掛(か)けています。(高1・寺西紗綾)
(2013年2月25日朝刊掲載)