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ジュニアライター発信

中高生ピースマイルフェスタ ジュニアライターの平和メッセージ ④

 ヒロシマの明日を担う中高生たちが音楽や話し合いを通して、平和のために何ができるかを考える「中高生ピースマイルフェスタ」(中国新聞社主催)が30日午前10時~午後4時、広島市中区の中国新聞ビルで開かれる。企画・運営を担当するジュニアライターが、フェスタの狙いや平和への思いを寄せた。

ジュニアライターの平和メッセージ


高1・来山祥子
 東日本大震災の被災者に、私たち10代に向けてのメッセージを聞くと、たくさんの人が「知ってほしい。忘れないでほしい」と答えていました。だから私は、聞いた話を忘れず、読んだ人が平和について知り、記憶に残るような記事を書くように頑張ります!

高2・井上奏菜
 世界中の人が笑顔になれる。それが平和だと思います。自分の周りから笑顔という平和の輪を広げていきたいです。昨年8月、岩手県へ被災地ボランティアに行きました。それについての報告のブースがあるので、ぜひ見てください。東北の思いを知ってほしいです。

高1・市村優佳
 世界が平和に近づくためには、より多くの情報を知ることが大切です。さまざまな情報に触れ、自分の立場を客観視できるようになれば、自分の意見を持てるようになれます。そして、人々がそれぞれ意志を持って能動的に動けば世界は良くなっていくと思います。

高2・田中壮卓
 日本は今、平和でしょうか?

 確かに戦争はありませんが、犯罪や格差、いじめなど、さまざまな問題があります。こうした身近な問題は、個人の意識や行動で大幅に改善できます。小さな平和から大きな平和へとつなげていき、平和な世界を目指したいです。

高1・吉本芽生
 「平和とは何か?」という問いは、人間の永遠の課題ではないでしょうか。私は最近、一人一人が日々の幸せに気付くことが答えの一つではないかと考えるようになりました。皆さんも答えを探してみてはどうでしょう。考えることで平和に少し近づくはずです。

(2013年3月26、27、28、29、30朝刊掲載)

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