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ジュニアライター発信

クイズで平和考える ジュニアライター活躍 ちゅーピーまつり最終日 広島市中区

 広島市中区の旧広島市民球場跡地であった「中国新聞ちゅーピーまつり」最終日の5日、平和をテーマに取材、活動する中国新聞ジュニアライターがステージに登場した。平和や原爆に関する知識を問う「ピース検定」をして、ヒロシマについて考える大切さをアピールした。

 中1から高1までのジュニアライター14人が参加した。「原爆は広島のどこを目標に落とされたか」「原爆の子の像はいつ建てられたか」など7問を用意。ステージに上がった観客に2択で聞いた。中国新聞のマスコットキャラクター「ちゅーピー」が愛らしいしぐさを交えて正解を発表した後、写真を見せながら解説した。

 中区の国際交流団体「ぺあせろべ」の呼び掛けで、カザフスタンなどの子どもたちが歌や民族舞踊をステージで披露し、交流を深めた。

 ピース検定に挑戦した安佐北区の三田小2年宍戸なずなちゃん(7)は「ちょっと難しかったけれど、平和について勉強できた」と喜んでいた。司会を務めたジュニアライターの高1松尾敢太郎君(15)は「ステージが大きくて緊張したが、ヒロシマの歴史を知ってもらえたと思う」と話していた。(山本祐司)

(2014年10月6日朝刊掲載)

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