『ジュニアライター発』 広島生まれの曲「ねがい」のアニメ 若い世代が平和を発信
15年11月16日
広島市東区の二葉中美術部が、平和をテーマにした広島生まれの曲「ねがい」を基に作ったアニメーションを文化祭で上映しました。
インターネット上で世界に広がった「ねがい」の歌詞は今2千番以上。その中の三つの歌詞から「友情」などをイメージして動画にしました。全て手描(てが)きの約600枚の絵をつないだ、4分弱の作品です。
部長の2年松本ほのかさん(14)は「平和を考えるきっかけになれば」、1年平井麻縁(まゆか)さん(13)は「つらいことがあっても手を差(さ)し伸(の)べてくれる誰かがいると気づいてほしい」。平和を願う部員一人一人の気持ちを込(こ)めています。
「ねがい」のアニメは、顧問(こもん)の石原真理教諭(きょうゆ)(56)の指導で2011年から毎年、8月6日の同校の平和集会に合わせて作っており、今年で5年目。今回初めて文化祭で上映し、地域の人にも披露(ひろう)しました。
観賞した人は「子どもらしく優しい表現で平和の大切さを伝えていた」「明るい未来をみんなでつくろう、という思いを感じた」と話していました。
戦後70年の今、若い世代が平和を意識し、発信することは重要だと思います。歌詞のような平和な世界が現実となるよう努めたいです。(中1目黒美貴、写真も)
(2015年11月16日朝刊掲載)
インターネット上で世界に広がった「ねがい」の歌詞は今2千番以上。その中の三つの歌詞から「友情」などをイメージして動画にしました。全て手描(てが)きの約600枚の絵をつないだ、4分弱の作品です。
部長の2年松本ほのかさん(14)は「平和を考えるきっかけになれば」、1年平井麻縁(まゆか)さん(13)は「つらいことがあっても手を差(さ)し伸(の)べてくれる誰かがいると気づいてほしい」。平和を願う部員一人一人の気持ちを込(こ)めています。
「ねがい」のアニメは、顧問(こもん)の石原真理教諭(きょうゆ)(56)の指導で2011年から毎年、8月6日の同校の平和集会に合わせて作っており、今年で5年目。今回初めて文化祭で上映し、地域の人にも披露(ひろう)しました。
観賞した人は「子どもらしく優しい表現で平和の大切さを伝えていた」「明るい未来をみんなでつくろう、という思いを感じた」と話していました。
戦後70年の今、若い世代が平和を意識し、発信することは重要だと思います。歌詞のような平和な世界が現実となるよう努めたいです。(中1目黒美貴、写真も)
(2015年11月16日朝刊掲載)