『ジュニアライター発』 日米の高校生が学習会 対話 平和への一歩に
25年3月24日
国泰寺高(広島市中区)の姉妹校である米国ニュージャージー州の高校「バーゲン・カウンティー・アカデミーズ」の生徒12人が広島を訪(おとず)れ、私たちと一緒(いっしょ)に平和を考える学習会に参加しました。
最初に平和記念公園(同)を歩きました。原爆資料館を見学後、米国の生徒は「授業で学ぶのは広島で約14万人が亡(な)くなったということぐらい。被爆者一人一人の人生に触れ、見方が変わった」「つらい気持ちになった」と話しました。
次に両校の生徒が班(はん)に分かれ、英語で討論(とうろん)しました。テーマは「戦争のない社会に必要なこと」です。「生徒が主体的になれる平和教育を増やす」「相手を思いやる」など多様な意見が出ました。
ニーナ・ナルバエスさん(17)は「戦争と原爆の悲惨(ひさん)さが分かった。核兵器は廃絶(はいぜつ)されるべきだ」と力を込(こ)めて話していました。私は、対話を重ねることが平和への一歩だと感じました。80年前の歴史から学び、行動につなげたいです。(高3小林芽衣)
(2025年3月24日朝刊掲載)
最初に平和記念公園(同)を歩きました。原爆資料館を見学後、米国の生徒は「授業で学ぶのは広島で約14万人が亡(な)くなったということぐらい。被爆者一人一人の人生に触れ、見方が変わった」「つらい気持ちになった」と話しました。
次に両校の生徒が班(はん)に分かれ、英語で討論(とうろん)しました。テーマは「戦争のない社会に必要なこと」です。「生徒が主体的になれる平和教育を増やす」「相手を思いやる」など多様な意見が出ました。
ニーナ・ナルバエスさん(17)は「戦争と原爆の悲惨(ひさん)さが分かった。核兵器は廃絶(はいぜつ)されるべきだ」と力を込(こ)めて話していました。私は、対話を重ねることが平和への一歩だと感じました。80年前の歴史から学び、行動につなげたいです。(高3小林芽衣)
(2025年3月24日朝刊掲載)