×

ニュース

「黒い雨」の控訴 「県市と協議を」 国に対し公明・山口代表

 公明党の山口那津男代表は6日、原爆投下後に降った「黒い雨」に国の援護対象区域外で遭い、健康被害を訴える原告に被爆者健康手帳を交付するよう広島市と広島県に命じた広島地裁の判決について、「国は控訴すべきか、県や市と協議してよく考えてほしい」と注文した。

 市の平和記念式典に参列後、中区で開いた記者会見で述べた。訴訟の解決に当たり「訴えた人と同様の人がいるなら、それも含めた救済の在り方を視野に入れなければならない」とも指摘した。

(2020年8月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ