×

ニュース

2社長 慰霊碑に献花 9日J1ピースマッチ 湘南・広島 平和へ思い新た

 サッカーJ1の湘南ベルマーレの水谷尚人社長(53)とサンフレッチェ広島の仙田信吾社長(65)が8日、広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑に献花した。9日にエディオンスタジアム広島(安佐南区)である「ピースマッチ」を前に平和への思いを新たにした。

 ピースマッチは2018年に始まり3回目。サッカーを通じて核兵器廃絶と恒久平和を願う。湘南のチームカラーをイメージした花輪をささげた水谷社長は「平和だからサッカーができる。広島に来てチーム全体で平和を考える機会になった」と感謝した。仙田社長は「75年前の原爆投下後、サッカーが広島の人たちの生きる喜びになった記録もある。選手は熱い試合をしてほしい」と求めた。

 両社長は献花に先立ち、選手たちが入場時に着る背番号「86」の「平和祈念ユニホーム」を市に贈った。(黒川雅弘)

(2020年8月13日朝刊掲載)

年別アーカイブ