被曝医療研修会の中止求め抗議文 反原発市民団体
13年6月17日
反原発の市民団体「被爆68周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会」と「すべての原発いますぐなくそう!全国会議ヒロシマ」は14日、原発事故などに備えて広島市内で開かれている研修会の中止を求める抗議文を、実施主体の放射線被曝(ひばく)者医療国際協力推進協議会(HICARE)に出した。
両団体のメンバー5人が広島県庁のHICARE事務局を訪れ、「事故に備えて被曝医療の知識を伝えるのはアジアでの原発建設推進につながる」と抗議文を渡した。応対した事務局員は「会長と知事に伝える」と答えた。
研修会はHICAREと国際原子力機関(IAEA)の共催で10日に始まった。14日までインドやフィリピンなど8カ国の医師、研究者たち計9人が被曝医療を学んだ。
(2013年6月15日朝刊掲載)
両団体のメンバー5人が広島県庁のHICARE事務局を訪れ、「事故に備えて被曝医療の知識を伝えるのはアジアでの原発建設推進につながる」と抗議文を渡した。応対した事務局員は「会長と知事に伝える」と答えた。
研修会はHICAREと国際原子力機関(IAEA)の共催で10日に始まった。14日までインドやフィリピンなど8カ国の医師、研究者たち計9人が被曝医療を学んだ。
(2013年6月15日朝刊掲載)