低空飛行で米に抗議文 北広島町
13年6月17日
広島県北広島町は14日、米軍機の低空飛行の中止を求める抗議文を、ルース駐日大使と米海兵隊岩国基地のスチュワート司令官に宛てて郵送した。町が直接抗議するのは初めて。
同町では5月、低空飛行の目撃件数が209件あり、2005年の合併後、月ごとで最多となった。今月4日には住民の会話が聞き取りづらくなるなどし、騒音測定器で103・6デシベルを記録。町危機管理監は「看過できない状況。町として抗議の姿勢を示す必要がある」とする。
抗議文は箕野博司町長名。目撃件数の増加や騒音被害を指摘して「町民の平穏な生活が脅かされている」と訴える。また町は外務、防衛の両大臣に宛てて、米側へ中止を申し入れるよう要請文も送った。
(2013年6月15日朝刊掲載)
同町では5月、低空飛行の目撃件数が209件あり、2005年の合併後、月ごとで最多となった。今月4日には住民の会話が聞き取りづらくなるなどし、騒音測定器で103・6デシベルを記録。町危機管理監は「看過できない状況。町として抗議の姿勢を示す必要がある」とする。
抗議文は箕野博司町長名。目撃件数の増加や騒音被害を指摘して「町民の平穏な生活が脅かされている」と訴える。また町は外務、防衛の両大臣に宛てて、米側へ中止を申し入れるよう要請文も送った。
(2013年6月15日朝刊掲載)